オール電化のエコキュートの寿命はどれくらいなのか調べてみました。
オール電化にするとメーカーは様々ですが必ずエコキュートを設置することになりますが、どのくらいで寿命を迎えるのか不安に思っている方も多いようです。
一般的にはエコキュートの寿命は15年から20年程度と言われていますが、実際のところはまだよくわかっていません。
というのも最初にエコキュートが導入され始めたのが2001年になるのでまだ15年程度しかたっていないのです。
ただ年数を考えるとそろそろ最初に導入したエコキュートが寿命を迎えると思われます。
また一口にエコキュートといっても実際にはいろいろな部品からなりたっているため途中で交換しなければならない物も出てきます。
例えば日立のエコキュートでは交換する目安の期間について以下のように記載してありました。
- 貯湯ユニットの各種弁と熱交換器・・・5年
- 給湯ポンプ・・・10,000時間
- ヒートポンプユニットのセンサーと仕切弁、パワーモジュール・・・5年
- ヒートポンプユニットのインバータ・・・8年
- ヒートポンプユニットの電動膨張弁・・・10年
- ヒートポンプユニット循環ポンプとファンモーター・・・20,000時間
これはあくまで目安なのでこの期間以上に利用することも可能だと思いますが、あまりいいことにはならないと思います。
メーカーごとに交換目安を決めていると思いますので、設置するエコキュートの各部品の寿命は業者の方に質問してみるといいでしょう。
またメーカーごとに無料で保証期間を設けていますが、その期間は部品ごとに異なっており、長くても5年ぐらいになっています。
有料にすることで保証期間を8年から10年ぐらいに伸ばすこともできるようになっているため、メンテナンスのことを考えれば有料の保証をつけておいた方が得をすると思います。
一般的なガス給湯器の平均寿命は約8~10年と言われているのでそれに比べればエコキュートは長く使えると思いますが、交換するにしてもエコキュートの方がはるかに高いため結局プラスマイナスは0のような気もします。
話が少しそれましたが、エコキュートの本体の寿命は15年から20年ですが、他の部品はもっと短いスパンで交換する必要があるためきちんとメンテナンスすることが長く利用するコツになりますので覚えておいてください。