オール電化でエコキュートを使用すると電気代が節約できるのか調べて行きたいと思います。
エコキュートとは電気でお湯を温めることができる電気温水器の総称であり、オール電化を導入する場合はガスでお湯を沸かすことができなくなるため必ずエコキュートを導入することになります(電気温水器の場合もあり)。
エコキュート自体はオール電化でなくても導入することが可能ですが、オール電化にするなら必ずエコキュートを導入することになります。
なぜエコキュートはお得なの?
エコキュートを導入すると電気代を節約できると言われていますが、その理由はオール電化にした際の電気料金プランにあります。
例えば東京電力の夜トク8というプランでは昼間時間(7時〜23時)の1kWh当たりの電気料金は32円14銭になっているのに対して夜間時間(23時~翌7時)の電気料金は20円78銭となっています。
エコキュートは電気料金の安い夜間に稼働することで安価にお湯を作ることができるため、電気代を節約することができるというわけなのです。
ガスでお湯を沸かす場合と比較すると3分の1から4分の1ぐらい費用を節約することができます。
エコキュートの省エネモードがおすすめ
エコキュートは各メーカーで販売されていますが、どのメーカーの物でもモードを選択できるようになっています。
その中でも省エネモードを使用すると使用電力を極力抑えて必要最小限のお湯を沸かしてくれます。
ただし省エネモードの設定よりも多めにお湯をわかしておく設定に切り替えたほうが良い場合があります。
エコキュートの多くには「自動沸き増し機能」がついていますが、これはこれ以上お湯が必要ない時でも自動で沸き増ししてしまうので、お湯が十分に足りている場合は機能を停止させておいた方がいいでしょう。
またお風呂のお湯は、「追い炊き」や「自動保温」をするよりも「高温足し湯」を使ったほうが省エネになると言われています。
以上のようなことに気をつけるとエコキュートで電気代を節約することができるようになります。
特に電気料金プランによってはエコキュートの稼働時間と電気代が安い時間帯がかみ合っていない場合もあるので、その時はエコキュートの設置を変更して電気代の安い時間帯に稼働するようにしてください。
電気料金プランを見直すことによって更にお得にオール電化を活用できるようになるので、加入している電力会社のプランをいろいろ検討してみるのもいいと思いますよ。