沖縄で太陽光発電を設置することで特別なメリットがあるのかどうか調べていきたいと思います。
太陽光発電を設置する最大のメリットは光熱費が安くなることでしょう。
逆にいえばシミュレーションを行い光熱費が安くならないようなら太陽光発電を設置するメリットはほとんどありません。
しいて言うなら環境問題に貢献しているということぐらいですかね。
パナソニックが試算している沖縄の発電量予想は以下のようになっています。
この数字が実際に実現できるのかどうかは私には何とも言えないところですが、実際に沖縄に太陽光発電を設置した方のコメントを見ると2011年時点で1kW当たり1000kWhの発電量が平均だったそうです。
上記の図を見ると1kW当たりだいたい1200kWh発電しているので、6年経過していることからも2017年時点ではこのぐらいの発電量は確保できていると思います。
よって上記の発電予想は決して大げさなものではないということになると思います。
他県と比べると若干沖縄の発電量は少なくなっているように感じますが、これは他県に比べて天気が悪い日が多いからであるようです。
実際年間降水量ランキングを調べてみると沖縄は5位にランクインしていたので良く雨が降るのだと思います。
これだけ聞くと悪いように思いますが、実際には沖縄の天気が悪いには1月から4月半ばに集中しているようで、5月から10月にかけての日照時間は全国平均を大きく上回るようです。
これによりプラスマイナスが0とまではいきませんが、全国と比較しても遜色ない発電量を保っているというわけです。
よって何が言いたかったかというと、沖縄で太陽光発電を設置しても充分初期費用を回収できるぐらいの発電量を発揮するので経済的にも充分メリットがあると思われます。
沖縄特有の特別なメリットがあるわけではありませんが、設置を迷っている方は一考してみる価値はあると思います。
ただし太陽光パネルを設置する向きや施工を依頼する業者によってはシミュレーション通りに行かないことがあり、悪徳業者になると明らかに嘘のシミュレーション結果で設置を促してくることもあります。
経済的にメリットがあるかどうかは施工を依頼する業者によってきまるといっても過言ではないため、設置を検討しているならできるだけ多くの業者から見積もりをとって価格を比較するのが良いでしょう。
インターネットで利用できる一括見積もりも非常に便利なのでぜひ一度は利用してみて下さい。