パナソニックの太陽光発電に併用する蓄電池の価格と性能について解説していきたいと思います。
パナソニックの蓄電池には創蓄連携システムと言い蓄電池にパワーステーションを連動させることでより効率よく電気を使えるようになるシステムと、単純に電気をためることができる蓄電池のみが用意されています。
創蓄連携システムを簡単に説明すると蓄電池に必要なパワーコンディショナーともともとある太陽光発電のパワーコンディショナーを一体化することでより効率よく電気を使えるようにしたものになります。
創蓄連携システムを導入することにより無駄なロスを省いてより効率よく電気を利用できるようになりますが、その分導入費用がかさんでしまうのがネックとなっています。
パナソニックの蓄電池の商品ラインナップは以下のようになっています。
現在主流となっているのは7~8kWhの規模の蓄電池ですが、パナソニックには5.6kWhの蓄電池がメインとなっているようですね。
効率よく電気を使いたいなら創蓄連携システムを選択する必要がありますが、停電などの非常時に電気を使いたいだけなら壁掛けタイプの蓄電池か据え置きタイプの蓄電池を利用することもできるようになっていますね。
ただし5kWhで128万円となっているので決して安くはないでしょう。
1kWhの壁掛けタイプなら40万円で購入することができますが、非常時に約3時間しか利用できないので、複数の危機を利用することを想定するともう少し容量が大きい方が良いような気もします。
蓄電池の寿命の目安となるサイクル数についての記述はありませんでしたが、創蓄連携システムに利用するリチウムイオン蓄電池は10年保証、据え置きタイプの蓄電池は7年保証となっているので、だいたいそれぐらいが寿命の目安と考えるといいと思います。
すぐに使えなくなるわけではありませんが、おそらくこの年数を使うと容量が60%~70%ぐらいに減少すると思います。
2017年時点で蓄電池を設置する場合、国からの補助金はありませんが県や自治体が補助金をくれる場合もあるので設置する前に確認しておくことをおすすめします。
蓄電池の補助金に関する情報は下記のページに記載してあるので参考にしてください。