シャープの太陽光発電に併用する蓄電池の価格と性能について解説していきたいと思います。
シャープではクラウド蓄電池システムと呼ばれる物を販売しており、クラウドHEMSという家電を効率よく利用するシステムと併用することで更に節電することが可能となっています。
簡単にいうとクラウドで情報を管理しシステムを効率よく使用するという感じですね。
蓄電池を併用すると電気代を節約できる「経済性モード」と環境に配慮した「クリーンモード」を選択できるようになります。
経済性モード
太陽光発電で余った電力は売電し、夜間の割安な電力を利用して蓄電します。
夜間の割安な電力を発電量が少ない朝夕などの時間帯に使用することで割高な電力の購入を抑えることができます。
クリーンモード
昼間には太陽光発電で余った電力を蓄電し、発電量が少ない夜間などに使用することで太陽光でつくるクリーンな電力をより多く使い環境に配慮するとともに、電力の購入も抑えることができます。
ですがクリーンモードを選択中でも、「夜間充電あり」を選択すれば夜間の割安な電力で充電します。
ちなみにシャープのシステムはダブル発電にはならないので、太陽光発電のみの場合と同じ余剰電力買取価格がそのまま適用されることになります。
シャープの蓄電池の商品ラインナップは以下のようになっています。
よりコンパクトなモデルが新たに追加されサイズおよび容量の選択肢が増えました。
それぞれの蓄電池を使って導入するシステムの価格は以下のようになっています。
最も安いシステムでもだいたい200万円ぐらいしているので決して安いとは言えないでしょう。
容量を大きくすると300万円以上かかっているので、現状元をとるのは難しいかもしれません。
とはいえ容量を小さくすればシャープはほかのメーカーと比較しても安く導入することができることもあるので、どのメーカーにしようか悩んでいる方はシャープも候補に入れてみてはいかがでしょうか?
2017年時点で蓄電池を設置する場合、国からの補助金はありませんが県や自治体が補助金をくれる場合もあるので設置する前に確認しておくことをおすすめします。
蓄電池の補助金に関する情報は下記のページに記載してあるので参考にしてください。