太陽光発電の自家消費とは何なのかわかりやすく解説していきたいと思います。
太陽光発電を設置すると余剰買取制度により余った電力を売却することで収入を得ることができるようになります。
余った電力というのは発電した電気から自家消費した電気を引いたもので、だいたい2割から3割ぐらいになると言われています。
つまり自家消費とは太陽光発電で得た電力を自分の家で消費することをさしています。
余剰買取制度では余った電力しか売ることができないため、自家消費分が多くなりすぎると売電できる量が少なくなってしまうということになります。
ただ最近では売電価格が下がっていたことによって自家消費を行うメリットが見直されてきています。
また10kW未満のシステムを家庭に導入する場合は余剰買取制度しか利用することができませんが、10kW以上のシステムを導入する場合は余剰買取制度か全量買取制度かを選択できるようになります。
上記のページにあるように最近では売電価格よりも買電価格の方が高くなってきているので、10kW以上のシステムを導入したとしても自家消費が行える余剰買取制度を利用した方が早く元が取れると言われています。
これはしっかりと計算してみないとわかりませんが、10kW以上のシステムを導入する場合は検討した方がいいでしょう。
更に太陽光発電に蓄電池を併用すると売電よりも自家消費に利用できる分が多くなり、電気代を節約することができるようにもなります。
現時点ではまだ蓄電池の価格が高いため導入するのは難しい方も多いですが、将来的には安価に導入できて自家消費分を増やせることから各家庭で普及していくと考えられます。
太陽光発電の自家消費分を知りたい方は太陽光発電が1日に発電する電力と自宅の1日の電気使用量を調べてみてください。
中にはオール電化と蓄電池を併用することで電気代を0にできたという方もいるようなので、興味のある方は自家消費分について検討し直してみるといいと思いますよ。