太陽光発電のメリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。
太陽光発電のメリット
- 電気代が安くなる
- 売電収入が得られる
- 停電しても電気が使える
- 節電意識が芽生える
太陽光発電を設置すると自宅で電気を作ることができるため電力会社から買う電気が少なくなり、その結果電気代が安くなります。
細かい計算はここでは省きますが、だいたい2割から3割ぐらいは安くなると言われています。
そして太陽光発電を設置する最大のメリットはやはり売電収入が得られることでしょう。
設置する容量にもよりますが、日本における平均設置容量は約4.8kWぐらいであると言われています。
この規模でだいたい月に8000円から1万円ぐらいの売電収入が得られると思います。
電気代が安くなるのと合わせると毎月の電気料金が0になる方も多いのではないでしょうか。
太陽光発電を設置することによりモニターなどもつくことになるので、それを見て少しでも電気を節約しようと節電意識が高まり、その結果電気代が安くなることもあります。
また最近では計画停電ぐらいしかありませんが、停電した時や災害が起こった時などの緊急時にも電気を利用することができるのもメリットの一つです。
特に冷蔵庫は電源が落ちてしまうと中の物がダメになってしまうこともあるので太陽光発電をつけていれば非常に助かると思います。
太陽光発電のデメリット
- 設置費用が高い
- 定期的にメンテナンスが必要
- 業者が悪いと雨漏りの危険性
- 売電価格の低下
太陽光発電を設置すると最初にかなりの金額が必要になり、日本での一般家庭での太陽光発電設置費用の平均は約180万円と言われています。
設置する規模によっては200万円を越えるのも珍しくないためそれなりの負担を覚悟しなければなりません。
また設置した後も定期的なメンテナンスが必要になり、故障した箇所があれば部品を交換したりする必要もあります。
更に太陽光発電は設置する業者によって価格はもちろん寿命や発電効率まで変わると言われており、腕の悪い業者に当たると雨漏りすることもあるようです。
そうならないために業者選びは慎重に行う必要があります。
太陽光発電の最大のメリットは売電ですが、毎年売電価格は見直されており、48円で始まった価格は2017年で28円or30円まで下がってしまいました。
今後も売電価格は確実に下がっていくので、少しでも高く売電した場合は早めに設置した方がいいでしょう。
なお現在では太陽光発電の設置費用を回収するのには10年から12年ぐらい必要だと言われています。
太陽光パネルの寿命は15年から20年ぐらいといわれているので、よほどのことがに限りは回収できると思いますが、一般家庭に設置したものでもうけようと思ってもなかなか難しいです。
なので太陽光発電を設置する場合は儲けるためではなく環境に貢献して節電意識を身につけることを目的にした方がいいと思いますよ。