2017年の太陽光発電の価格相場がどのようになっているのか解説していきたいと思います。
技術革新に伴い太陽光発電のパネルを製造するコストが年々安くなっているため、それに伴い太陽光発電の設置にかかる費用も安くなっています。
平成23年から平成28年の太陽光発電の導入費用は以下のように推移しています。
平成28年(2016年)の全国平均は36.7万円/kwとなっていますね。
これが2017年になると35万円/kwぐらいまで安くなっているのですが、これはあくまで平均なのでメーカーによっても異なりますし設置容量によっても変わってきます。
一般的には設置容量が大きくなるほど1kwあたりの単価は安くなるといわれています。
例えば2017年に実際にパナソニックの太陽光発電を設置した方の導入費用は以下のようになっています。
これを見ると8.33kwを設置した方の単価は約26.4万円/kwとなっているのに対して、4.2kwを設置した方の単価は28.5万円/kwとなっています。
このように同じメーカーでも設置容量が大きくなればそれだけ1kw当たりのコストが安くなるので、長期的にみると容量を大きくした方が収益が大きくなります。
日本のメーカーだと相場が安いのはソーラーフロンティアやパナソニックあたりだと思います。
ただし同じ容量を設置した場合の発電効率はそこまで変わるものでもないので、どのメーカーを設置したらいいのか悩んだ場合は設置後の保証内容や屋根に効率よく設置できるのはどのメーカーのパネルなのかといった部分で決めればいいと思います。
あとこれが非常に重要なのですが、太陽光発電の相場というのは設置を依頼した業者によって大きく変わってきます。
業者によってそもそもの設置にかかる費用の設定が異なりますし、業者ごとにパネルを入手するルートが異なるのでコネクションによっても大きな差が出てしまうのです。
なので相場よりも安く設置したいと思っている方はいろいろな業者の見積もりを比較してから依頼する業者を決めるようにしてください。
業者やメーカーによっては25万円/kwぐらいで設置できることもあるので、最初からメーカーなどを決めずにいろいろなパネルを比較してみるといいと思いますよ。