京セラの太陽光パネルエコノルーツタイプUについて詳しく解説していきたいと思います。
京セラではたくさんの種類の太陽光パネルが用意されていますが、その中でもエコノルーツタイプUは縦置き・横置きが選べるスレート瓦用のパネルであるため、屋根の面積によっては積載量を増やすことができます。
また独自開発の金具で施工性と軽量化を両立しているため施行にかかる費用を抑えることもできます。
エコノルーツタイプUの価格と性能は以下のようになっています。
型式 | KJ210P-3CUCG (傾斜屋根用)受注生産 |
KJ220P-3MUCG (傾斜屋根用) |
公称最大出力 | 210W | 220W |
公称最大出力動作電圧 | 24.6V | 25.4V |
公称最大出力動作電流 | 8.54A | 8.67A |
公称開放電圧 | 30.4V | 31.5V |
公称短絡電流 | 9.29A | 9.10A |
セル実効変換効率 ※1 | 17.90% | 18.80% |
モジュール変換効率 ※2 | 15.80% | 16.60% |
寸法図(単位:mm) | W1338×L990×H46 | W1338×L990×H46 |
質量 | 16.0kg | 16.0kg |
低反射ガラス仕様 | ○ | ○ |
JET認証書番号 | PV03-53202-1076 | PV03-53201-1001 |
希望小売価格 (税抜価格) |
104,328円 (税抜96,600円) |
114,048円 (税抜105,600円) |
KJ210P-3CUCGの方は受注生産となっているので、主に使用されるのは発電量の多いKJ220P-3MUCGの方なのでしょう。
パネルの大きさは全く同じであるため、KJ210P-3CUCGを設置するメリットはあまりありませんからね。
おそらく全体の発電量を調整するため(10kW未満に抑える時など)に用意されているパネルなのでしょう。
エコノルーツタイプUはあまり一般的に利用されている太陽光パネルではありませんが、屋根の形状次第では利用した方がいいこともあるので、気になる方は業者さんに相談してみるといいと思いますよ。