太陽光発電とオール電化をまとめて導入すると費用はどれくらいになるのか調べてみました。
太陽光発電とオール電化を併用すると光熱費を安く抑えることができるため、多くの方が併用を考えると思いますが実際に導入するとなると費用がそれなりにかかってしまいます。
2017年現在では太陽光発電の導入費用は1kW当たり25万円~30万円ぐらいだと言われています。
一般家庭で導入する太陽光発電システムはだいたい4.5kW~5kWぐらいが平均なので、費用で考えると約120万円~150万円ぐらいが相場となります。
もちろんこれより大きなシステムを導入する場合は費用も高くなります。
一方、オール電化を導入すると会わせてIHクッキングヒーターとエコキュートを設置するのが一般的となっており、オプションで床暖房を追加するか検討することになります。
エコキュートの導入には以下の費用が発生します。
- エコキュート本体・・・20万円~40万円
- 基礎工事費・・・5万円
- エコキュート設置工事費・・・5万円
- 水道関連工事費・・・15万円
- 電気工事費・・・4万円
- ガス給湯器撤去費・・・1.2万円
- 調整費・雑費・・・5万円
更にIHクッキングヒーターを追加すると以下の費用が発生します。
- IHクッキングヒーター本体・・・13万円~18万円
- 設置工事費(ガスレンジ撤去含む)・・・8.5万円
新築か既築かで工事費に若干の違いがありますが、IHクッキングヒーターとエコキュートを併用するとだいたい100万円ぐらいでオール電化にすることができます。
これに床暖房を加えると更に100万円ぐらいかかってしまいます。
よって床暖房なしで太陽光発電とオール電化を導入するとだいたい200万円から300万円ぐらいで導入することができるということになります。
5kWの太陽光発電システムににオール電化を併用すると、導入前と比較して2万円から3万円ぐらいのプラスになります。
仮に月に3万円のプラスだとすると1年で36万円となるので、7年~9年ぐらいで初期費用が回収できるということになります。
あくまでこれは一般的な数字を並べただけなので実際に運用すると違った状況になると思います。
導入を検討している方は最初にどれくらい光熱費が安くなって売電収入がどれくらいあるのかをシミュレーションしたうえで導入することをおすすめします。