ソーラーフロンティアの太陽光発電の新製品「SmaCIS」についてお伝えしていきたいと思います。
SmaCISは、「暮らしをもっとスマートに」をコンセプトに生まれた新しい太陽光発電システムブランドで、従来よりもさらにデザインにこだわって作られています。
太陽光パネルにはこれまでのサイズよりも小さなものを導入することでより効果的に屋根に設置できるようになりました。
従来の主力パネルは縦977×横1,257×厚さ35だったのに対してSmaCISで使用する主力パネルのサイズは縦641×横1,235×厚さ35となっています。
建て幅が約30%ほどカットされたことによって従来の商品ではセットできなかった場所にまで効率よく配置できるようになっています。
SmaCISで使用する主力パネルの変換効率は13.3%とやや低めですが、その分多く設置できることにより変換効率の悪さを補っています。
屋根のサイズにもよりますが最大で1kWぐらい差が出ることもあるようです。
変換効率については今後の技術革新で向上していくと思われます。
実際に2017年2月の発表でCIS系薄膜太陽電池サブモジュールで世界最高変換効率19.2%を達成したという報告もあります。
CIS系薄膜太陽電池サブモジュールとは30cm角の小さなパネルのことで、併せて行った7cm×5cmサイズのCIS系薄膜太陽電池ミニモジュールにおいてはエネルギー変換効率19.8%という世界最高記録を達成しているようです。
この数字が実際の商品に反映さえるのはまだまだ先のことかもしれませんが、現時点でもシリコン系の太陽光パネルに引けを取らない性能であるため非常に将来性はあると思います。
今後もソーラーフロンティアの新製品が出たら欠かさずお伝えしていきたいと思います。