太陽光発電の設置価格が業者によって違う理由

太陽光発電の設置価格が業者によって違う理由はなぜなのでしょうか?

太陽光発電に必要なソーラーパネルを扱っているのは「シャープ」「京セラ」「三菱電機」「パナソニック」「東芝」と言った国内大手家電メーカーから「サンテックパワー」や「カナディアン・ソーラー」と言った外国のメーカーまで様々です。

当然メーカーごとに開発している商品には特徴があり、価格面や発電効率などに差が付きます。

設置するソーラーパネルが異なれば設置費用が変わるのは当然ですが、太陽光発電に必要な費用はそれだけではありません。

太陽光発電を設置する時以下の要素によって価格が決定されます。

・太陽電池モジュール
・パワーコンディショナー
・発電モニター
・リモコン・ケーブル・その他
・設置架台
・架台工事費
・太陽電池モジュール設置工事費
・電気配線工事費
・値引き額

「太陽電池モジュール」「パワーコンディショナー」「発電モニター」「リモコン・ケーブル・その他」はメーカーによって決められた価格となっているためどの業者に依頼してもそこまで大きな差が付くことはありません。

ポイントとなるのは「設置架台」「架台工事費」「太陽電池モジュール設置工事費」「電気配線工事費」の価格になります。

これは業者が任意で価格設定することができるため同じ作業であっても業者によって費用が大きく異なります。

さらに問題なのはその価格設定の理由が素人目にはなぜそのようになっているのかわからず、工事費用と技術レベルには関連性がないことです。

工事費が安くても技術レベルの高い業者もあれば、法外な値段で劣悪な工事しかしてくれない業者も存在します。

太陽光発電はこの工事作業で寿命と性能、雨漏りなどの事故の発生率が大きく変わってきてしまうため、できる限り質のいい優良企業に依頼する必要があります。

消費者にとって最も良いのは安い価格で質のいい工事を請け負ってくれる業者を探すことですね。

この業者探しによって太陽光発電で元が取れるかどうかが変わってきます。

売電価格の推移

設置費用をできるだけ抑えたい理由は売電価格の推移にあります。

年度 住宅用 産業用
2012年(平成24年) 42円・10年間 40円+税・20年
2013年(平成25年) 38円・10年間 36円+税・20年
2014年(平成26年) 37円・10年間 32円+税・20年
2015年(平成27年) 33円(出力抑制なし)
35円(出力抑制あり)
10年間
29円+税・20年
2016年(平成28年) 31円(出力抑制なし)
33円(出力抑制あり)
10年間
24円+税・20年
2017年(平成29年) 28円(出力抑制なし)
30円(出力抑制あり)
10年間
21円+税・20年
2018年(平成30年) 26円(出力抑制なし)
28円(出力抑制あり)
10年間
未定
2019年(平成31年) 24円(出力抑制なし)
26円(出力抑制あり)
10年間
未定

売電とは余剰電力を電力会社に買い取ってもらうというシステムなのですが、どの電力会社に買い取ってもらっても価格は一律で、売電価格は年々減少傾向となっています。

その分太陽光発電に必要なソーラーパネルなどの価格も下がっているのですが、売電価格が下がるスピードの方が早くなっており、消費者が受けられる恩恵は年々減少しています。

また上記の売電価格はソーラーパネルのみを利用したものとなっているのですが、蓄電池と併用したダブル発電では売電価格はもう少し下がってしまいます。

ただ最近はその傾向もなくなりつつあり、2019年にはダブル発電での売電価格はソーラーパネルのみの売電価格と同等となっています。

これはダブル発電での売電価格が上がったのではなく、ソーラーパネルのみの売電価格が下がっているためです。

一般的な家庭での1kWhの電気代の単価は27〜30円のとなっており、2018年以降では売電するよりも家庭で消費した方がお得な場合も出てくると予想されます。

そのためこれから太陽光発電を設置しようと考えている方は蓄電池を併用し、売電するのではなく自宅で消費した方が元をとれる可能性も高くなってくると思われます。

もちろん蓄電池を設置しようとすると余分に負担しなければならなくなるので、その辺は設置費用との兼ね合いですね。

元をとるには?

話を元に戻しますが、年々売電価格が引き下げられているため太陽光発電の設置費用をどれだけ抑えられるかが非常に重要になり、そのために優良企業を選べるかどうかが元をとれるかどうかのポイントとなります。

太陽光発電を設置する場合は自宅を建ててくれた業者についでに依頼する方法と、太陽光発電は別途見積もりをとって依頼するという2つの方法があると思います。

自宅を建ててくれた業者が顔なじみで信用できる業者なら見積もりをとった上で設置するかどうかを判断してもいいですが、大手住宅メーカーなどの場合は明らかに元が取れない金額を提示してくることもあります。

かくいう私の身内もつい最近家を建てたのですが、その時の業者が知らない人がいないぐらいの有名な企業でした。

太陽光発電の設置を促されたので担当者に元がとれるかどうかの計算を持ってきてほしいと依頼したところどうやっても元が取れなかったようです。

大手住宅メーカーは環境問題にも貢献しているということをアピールするために太陽光発電の設置を促すケースが多々あり、私の身内のようにどうやっても元が取れないような理不尽な提案をしてくることも当たり前となっています。

結局太陽光発電は設置することになったようなのですが、おそらくいろいろな業者を比較して設置しておけばもっと費用を抑えられたのではないかと思います。

世の中には高い金銭だけを要求して仕事のレベルが低いという業者がたくさんありますが、その逆で安い金額で最高の仕事をしてくれる業者もたくさんあります。

重要なのはその業者を選べるかどうかであり、このサイトでも優良企業を選ぶための方法などを紹介しているため是非参考にしてみてください。

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