太陽光発電で得た電力の自家消費の割合はどれくらいになるのか調べて行きたいと思います。
一般的には太陽光発電で得た電力の3割ぐらいは自家消費して残りの7割は売電されると言われていますが、実際には家庭の環境や設置している太陽光発電の規模によって大きく変化します。
太陽光発電は太陽が出ている日中の発電が最も多くなり、それ以外の時間帯は普通に電力会社から電気を購入することになります。
一般的な家庭の時間帯による電力使用量の違いは以下のようになっています。
上記のグラフにはありませんが、4人家庭の一日当たりの電気使用量平均は18.5kWhであると言われています。
このうち3分の1を太陽光発電が稼働できる日中に使用したとすると6kWhぐらいになりますね。
4kWhの規模の太陽光発電システムだと1年でだいたい4500kWhの発電を行うため1日に換算するとだいたい30kWhぐらいになると思います。
つまり上記の例で言うと発電した30kWhの電力の内6kWhは自家消費として利用されるということになるので割合としては2割ということになりますね。
太陽光発電の規模が大きいと1日の発電量も大きくなるので自家消費される割合は少なくなりますし、日中家にいる時間が長い家庭の方は電気使用量が多くなるので自家消費される割合は多くなると思います。
晴れた日なら日中の電気使用量が発電量を上回ることはあまりないと思いますが、電気を使いすぎると売電量が少なくなってしまうので注意が必要です。
ですが最近では売電価格よりも買電価格の方が高くなってきているので、自家消費した方が得をする場合もあります。
以下のページに自家消費するメリットについてまとめているので興味のある方は参考にしてください。