東芝で取り扱っている太陽光パネルの種類と性能を紹介していきたいと思います。
東芝の太陽光パネルの最大の特徴はなんといっても最大モジュール変換効率の高さでしょう。
単結晶シリコンを用いた太陽光パネルのモジュール変換効率の限界理論値は29%だと言われているため、少し前に比べるとだいぶ近づいてきたような気がします。
東芝では「Sシリーズ」「Jシリーズ」「MXシリーズ」「GXシリーズ」を開発しており、それぞれ特徴が異なっています。
Sシリーズ・・・単結晶シリコンを利用することでモジュール変換効率が高い一方生産コストも高くなっているプレミアムモデル
Jシリーズ・・・単結晶シリコンでPERC構造を採用することで変換効率を上昇させたスーパーハイグレードモデル
MXシリーズ・・・多結晶シリコンを利用することで生産コストを低くしているスタンダードモデル
GXシリーズ・・・多結晶シリコンを利用しコストを極限まで抑えたエコノミーモデル
狭い面積で高い出力のシステムを設置したい場合はSシリーズやJシリーズ、広い面積で少しでもコストを抑えたい場合はMXシリーズやGXシリーズがおすすめとなっています。
それぞれのシリーズの太陽光パネルの種類と性能は以下のようになっています。
Sシリーズ
型式 | SPR-X21-345 | SPR-253NX-WHT-J | SPR-250NE-WHT-J |
セル種類 | シリコン単結晶系 | シリコン単結晶系 | シリコン単結晶系 |
最大モジュール変換効率 | 21.20% | 20.30% | 20.10% |
公称最大出力 | 345W | 253W | 250W |
公称最大出力動作電圧 | 57.3V | 42.8V | 40.5V |
公称最大出力動作電流 | 6.02A | 5.91A | 6.17A |
公称開放電圧 | 68.2V | 51.0V | 48.8V |
公称短絡電流 | 6.39A | 6.28A | 6.56A |
最大システム電圧 | 1000V | 600V | 600V |
外形寸法(W×H×D) | 1,559×1,046×46mm | 1,559×798×46mm | 1,559×798×46mm |
質量 | 18.6kg | 15.0kg | 15.0kg |
希望小売価格(税別) | 258,800円 | 184,800円 | 182,500円 |
その他のシリーズ
シリーズ | Jシリーズ | MXシリーズ | GXシリーズ |
型式 | TJM-240PP-WHT-J | TMX-205P-WHT-J | TGX-255PM-WHT-J |
セル種類 | シリコン単結晶系 | シリコン多結晶系 | シリコン多結晶系 |
最大モジュール変換効率 | 18.50% | 15.80% | 15.60% |
公称最大出力 | 240W | 205W | 255W |
公称最大出力動作電圧 | 27.1V | 24.6V | 30.1V |
公称最大出力動作電流 | 8.86A | 8.32A | 8.46A |
公称開放電圧 | 32.3V | 30.1V | 37.2V |
公称短絡電流 | 9.3A | 8.87A | 9.0A |
最大システム電圧 | 1000V | 1000V | 1000V |
外形寸法(W×H×D) | 1,318×983×46mm | 1,318×983×46mm | 1,650×992×40mm |
質量 | 14.8kg | 14.8kg | 18.5kg |
希望小売価格(税別) | 143,800円 | 110,700円 | 109,800円 |
東芝の太陽光パネルを設置することを決めている方は費用や設置面積などでどのパネルを選ぶか決めるといいと思います。
どうすれば最も効率よく発電できるようになるのかよくわからないという方は見積もりで業者を決めた際に相談してみるといいでしょう。
ただし選んだ業者が必ずしも東芝の太陽光パネルを扱っているとは限らないので、その辺は臨機応変に対応するといいと思いますよ。