東芝の太陽光発電に併用する蓄電池の価格と性能について解説していきたいと思います。
東芝では太陽光発電と併用しより効率よく電気を使えるようにする太陽光発電ハイブリッド蓄電システムと一般的な蓄電池であるエネグーンスタンダードタイプの2つが用意されています。
太陽光発電ハイブリッド蓄電システム
太陽光発電ハイブリッド蓄電システムでは太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーが一緒になったハイブリッドパワーコンディショナ、DC/DCコンバータ(屋外設置)を利用することで変換効率を上昇させ効率よく電気を使うことができるようになります。
また設置の際は押し上げ効果あり・なしを選択することができるためニーズに合わせて環境に適した方を選択することができます。
更にそれぞれで作った電気を売る経済モードと作った電気をためておく安心モードを選択することができるため、状況に合わせて電気を自由に使うことができます。
蓄電池自体は2種類ありますが、基本的には新しく開発されたTPV-S3-B65を利用することになると思います。
システム一式は「ハイブリッドパワーコンディショナ(5.5kW)」「DC/DCコンバータ」「蓄電池ユニット」「計測ユニット」で構成されており、合計するとだいたい280万円ぐらいの価格になります。
エネグーンスタンダードタイプ
東芝の実験ではエネグーンは6000サイクルで90%以上、15000サイクルでも80%以上の容量を維持していたというデータがあるため他社と比べても寿命が長いと思われます。
設置時にはライフスタイルに合わせて『押し上げ効果なし』または『押し上げ効果あり』を選ぶことができ、より効率良く電気を利用することができます。
また運転時には4つのモードをから選択することができ、売電量をあげるかあるいは蓄電量を増やすかなどを選択することができます。
ただ導入費用はかなり高めであるため、寿命が長いと言っても簡単には設置できないと思われます。
細かく見ていくと他にもあるのですが、上記の2つが東芝の蓄電池のメインになります。
2017年時点で蓄電池を設置する場合、国からの補助金はありませんが県や自治体が補助金をくれる場合もあるので設置する前に確認しておくことをおすすめします。
蓄電池の補助金に関する情報は下記のページに記載してあるので参考にしてください。