三菱電機の太陽光発電に関する保証について解説していきたいと思います。
現在ではすべてのメーカーで太陽光発電の保証制度を実施てしますが、その内容はメーカーごとで微妙に異なっています。
三菱電機ではモジュールの出力25年長期保証制度が採用されています。
モジュールに関する保証
モジュール出力25年保証は無料でセットすることができるようになっており、1年目から20年目まで公称最大出力値の80%、21年目から25年目までは公称最大出力値の72%を保証してくれることになっています。
保証期間中に保証出力値を下回った場合は無料で修理してくれることいなっており、以下のモジュールが対応商品となっています。
PV-MA2450M、PV-MA1200MH、PV-MA1200ML、PV-MA1200MR、PV-MA1950MW、PV-MA0970MV、PV-MA2450MS、PV-MA2250M、PV-MA1100MH、PV-MA1100ML、PV-MA1100MR、PV-MA2250MS、PV-MB2700MF、PV-MB2700MFS
商品の中には25年ではなく20年保証の物もあるようなので、設置する前にしっかりと確認しておいた方がいいでしょう。
パワーコンディショナとその他に対する保証
三菱電機ではパワーコンディショナに対する保証もついており、10年間は無料で保証してもらえ、更に料金を追加すればプラスで5年保証を加えることができるようになっています。
追加料金はパワーコンディショナ1台につき16,000円(税別)となっています。
保証の対象となるのはカタログ記載値の90%を下回った場合、または接続箱の集電機能が損なわれた場合、またはマルチアレイコンバータの変換効率がカタログ記載値の90%を下回った場合および集電機能が損なわれた場合となっており、基盤の交換や場合によっては本体の交換を無料で行ってくれます。
またシステム部材の太陽電池モジュール固定機能が損なわれた場合、引き渡し日から10年間無料修理してもらうこともできます。
更新機器10年保証
更に三菱電機では古くなった機器を買い換えた場合でも無料で10年間保証してもらうことができます。
更新機器10年保証対象機種となっているのは以下の通りです。
パワーコンディショナ:PV-PN30K2、PV-PN40K2、PV-PN44KX2、PV-PN55K2、PV-PS40K2、PV-PS55K2、PV-PSME55L
接続箱(マルチアレイコンバータ含む):PV-CN03L、PV-CN04L、PV-CX03K、PV-CX04K
公式サイトには無料保証期間中に変えてもらったモジュールに対しても更新機器10年保証が適用されるかどうかの記述はなかったので、該当する方は業者の方にきいてみるといいでしょう。
以上が三菱電機の太陽光発電に関する保証制度になります。
太陽光発電を運用するのに必要な補償はすべてついていますので、後は他社メーカーと比較してどれがいいかを検討してみるといいでしょう。