北海道で太陽光発電を導入した場合の発電量はどれくらいになるのか調べていきたいと思います。
北海道は他の県と比較して雪が大量に降るイメージがあるので太陽光発電への影響がないのか心配している方も多いようです。
確かに冬になると大雪になりかなりの量が積もることもありますが、北海道には梅雨がないため季節の変わり目でも安定して発電できるなどの強みもありトータルで考えると他の県とそん色ありません。
北海道と他県を比較すると以下のようになっています。
上図はパナソニックで4.9kWの容量を設置した時の発電量なのですが、北海道でも札幌と帯広で大きな差が出ているのがわかります。
他の県と比べても全く見劣りすることなく、むしろ帯広では他県よりも発電量が多くなっていますね。
もう少し北海道内の詳しい発電量がどうなっているのか調べてみたところ以下のような図を見つけました。
こちらはシャープのパネルを3.91kW設置した時の発電量になるのですが、これを見ると旭川が若干少なくなっているように感じますが他県と比べてそこまで大きな違いがあるわけでもないので気にしなくても大丈夫だと思います。
東芝の公式サイトに北海道の月ごとの発電量を示したグラフがあったのでそちらも掲載しておきますね。
他の県では梅雨入りする6月からは発電量が極端に減るのですが、北海道ではそのようなことは一切ありませんね。
雪が降る季節は発電量がちょっと少なくなっていますが、夏でカバーできているので総量としては他県と変わりません。
このように北海道では冬に降る雪のデメリットばかりに目が行きがちですが別のメリットもあるので、太陽光発電の設置を検討している方は安心して設置してください。