福井で太陽光発電を設置する際に補助金が出るのかどうか解説していきたいと思います。
2017年9月時点で国からの補助金は一切ありませんが、県や自治体からはまだ一部補助金を支給しているところがあります。
福井県について調べてみたところ、補助金が残っているのはごくごく一部だったのでもらえればラッキーぐらいに思っておきましょう。
例えば福井県の福井市では以下のようになっています。
残念ながら県からの補助金はすでに打ち切られていますね。
福井市の補助金を見ると制度としては非常に珍しい「ダブル発電売電促進助成金」が用意されていました。
ダブル発電とはいわゆる燃料電池と太陽光発電を同時に設置している住宅のことで、上記の補助金ではエネファーム、エコウィルと太陽光発電を同時に導入した場合に補助金の対象となっています。
エネファームなどの燃料電池は太陽光発電の発電能力が十分でない時にガスなどを使って発電する機能を備えている物で、太陽光発電の売電量を増やすことができるため売電価格が通常よりも低く設定されています。
2017年時点ではダブル発電によって売電価格は3円安くなってしまいます。
補助金の詳細が記載されている公式ページを見てみると補助金は4円/kwhほどとなっており、通常の売電価格よりも1年プラスされる金額になるとのことでした。
期間は120カ月だったので丸々10年は補助金の対象となるということなので1ヶ月で350kWh売電したとすると1400円ほど補助金が出るということなので、120ヶ月に換算すると約17万円ほど支給されることになります。
この補助金制度では売電する量が多くなればなるほど補助金が増えることになるので、福井市でダブル発電を設置する場合は少しでも容量が大きなものを設置した方が得をするということになります。
ダブル発電は燃料電池を設置する価格がまだまだ高いことからメリットが少ないといわれていますが、最近では大分価格も安くなってきていますし補助金制度もあるため福井市で太陽光発電を設置する場合は検討してみてもいいと思います。
検討する場合は業者に補助金まで加味したシミュレーションを行ってもらい初期費用が回収できるかどうかを計算してもらってみてください。
なお福井県の別の地域の補助金に関する情報は以下のページを参考にしてください。
最初にもいったように補助金が残っている地域はほとんどありませんし、残っている地域でも今後打ち切られてしまう可能性はかなり高いので、太陽光発電の設置を検討しているなら少しでも早く設置した方がいいと思いますよ。