パナソニックの太陽光発電で設置するパワコンについて詳しく調べていきたいと思います。
パナソニックのパワーコンディショナー(パワコン)には屋内外用にそれぞれマルチストリング型と集中型が用意されています。
集中型では太陽光パネルからの配線をいったん接続箱(接続ユニット)へ集め1本の配線にまとめてから接続します。
この時東西南で発電量が異なるため電圧にも違いが生じてしまいます。
これを解決するため、南面側の電圧に合わせるために東・西面から送られる電力には昇圧器を間に入れる必要があります。
一方、マルチストリング型ではパワーコンディショナーに複数の回線が設けられているため接続箱を介さずに直接太陽光モジュールから配線をつなぐことができます。
マルチストリング型では昇圧器や接続ユニットを必要としないためその分接続機器にかかる費用が削減できますが、パワコン自体が高いため費用的にはプラスマイナス0になります。
ですが無駄な機器を排除しているため集中型に比べると変換効率が高くなる傾向にあります。
パナソニックにおけるそれぞれの性能と価格は以下のようになっています。
屋内外用マルチストリング型パワーコンディショナー
屋内外用集中型パワーコンディショナー
パナソニックでは設置するシステムによって容量の選択肢が多いのが特徴です。
また屋内用を選択するなら集中型、屋外用を選択するならマルチストリング型を設置するのが一般的なようですね。
正直素人目にはどれを選んでいいのかわからないと思うので業者さんが選んだ物を設置するといいと思います。
それでいいのか不安に思っている方はそれを選んだ理由についてもしっかり尋ねてみるといいでしょう。
パナソニックにはパワーコンディショナーに対しても15年の保証が無償で付いてくるうえ、買い換えた場合は更に10年保証が追加されるため何かあっても安心だと思います。
設置容量や価格面で折り合いがつくようなら是非パナソニックの太陽光発電を導入してみてください。