シャープが太陽光発電事業から撤退を表明してから現在に至るまでの状況をまとめみました。
シャープが経営破たんの記憶も新しいと思いますが、実は2016年の鴻海によるシャープ買収の交渉過程で太陽光事業からの撤退も検討されていました。
これによりシャープの太陽光発電システムを導入している方の中に少なからず動揺が広がったのですが、鴻海の生産力や販売網を生かせば黒字化が可能と判断し継続がけってしました。
その後シャープは住宅用太陽光発電システム「サンビスタ」の販売を開始しました。
サンビスタで核となっているのがBLACKSOLARと呼ばれる新しい太陽光パネルで、これまでよりもさらに高いモジュール変換効率を実現した高出力パネルとなっています。
その変換効率は19.6%で業界最高となっています。
鴻海の事業計画では平成29年3月期に太陽光パネル事業の黒字化を目指す方針だったようですが、全体的には黒字に転じたものの太陽光パネル事業はマイナスの影響があったようです。
ですが太陽光発電事業から撤退しなかったのが吉と出るか凶と出るかはまだまだ先にならないとわからないでしょう。
ちなみにシャープが撤退を表明しても既存のユーザーの保証などには影響を与えないので安心してください。