鹿児島で太陽光発電を設置する場合の火山灰の影響とその対処法について解説していきたいと思います。
鹿児島で太陽光発電を設置すると気になるのが桜島などの火山による火山灰ですよね。
実際問題として火山灰が太陽光パネルに積もると日光が当たらなくなるので発電量は低下してしまいます。
うっすらと表面に積もっている程度なら2割から3割減ぐらいですがはた目から見てもかなり積もっているようなら半分ぐらいになることもあります。
じゃあ鹿児島で太陽光発電を導入するのはやめた方がいいのかと言えばそうでもありません。
実際に太陽光発電を導入している方の口コミを見てみると火山灰が積もると発電量が落ちることになるが、それはいつまでも続くわけではなく雨が降ればすべて流されますし、風が強くても吹き飛ばされるとのことでした。
雨が降らないといつまでもパネルの上に火山灰が積もってしまうこともあるようですが、だいたいは2,3日程度で勝手に解消されるようです。
年間を通しても総発電量の5%ぐらいの減少にとどまるといっている方もいました。
よって火山灰の影響はそこまで考えなくてもいいと思われます。
業者によっては見積もりの際にあらかじめ火山灰の影響を考慮してシミュレーションを出してくれるところもあるようなので、業者を検討している段階でそのような業者を見つけるといいかもしれませんね。
ただ降灰量の多い鴨池周辺や垂水市の海岸沿いは他の地区と比べて影響が大きくなると思われるので、その地域で太陽光発電を設置しようと思っている方は少し考えた方がいいかもしれませんね。
火山灰の対処法は?
火山灰が積もっている状態が不満だという方も中に入ると思います。
雨で流されるなら水道水で流しても問題ないのではと思う方もいるかもしれませんが、これは絶対にやめた方がいいです。
水道水にはカルキが含まれているため水道水で火山灰を洗い流すと乾いた時に幕ができてしまい結果的に発電量が低下してしまうことになります。
流した後にすぐに拭き取れば問題はありませんが屋根の上に設置している場合はかなり危険な作業になるのでおすすめはできません。
井戸水を使えばカルキの心配をする必要はなくなりますが、皆が皆できることでもないでしょう。
よってパネルが手が届く位置にある場合は水道水で流してすぐに水分をふき取るか箒で払い落す程度で済ませておくのが無難でしょう。
手が届かない位置にある場合はなにもせずに自然に火山灰がなくなるのを待った方がよさそうです。
どうしても気になるという方は鹿児島には専門の洗浄業者もあるようなのでそちらを探してみるのもいいと思いますよ。