パナソニックの太陽光発電に利用するモニターの性能と選び方についてお伝えしていきたいと思います。
パナソニックでは太陽光発電システムのみを導入した場合と、太陽光発電システムとスマートHEMSを合わせて導入した場合で利用するモニターが異なっています。
ここでは太陽光発電のみを導入した場合、つまりエネルギーモニタと太陽光モニタを紹介していきたいと思います。
エネルギーモニタ
エネルギーモニタの特徴はエコキュートや蓄電池などのシステムと連携できる点です。
蓄電池を導入している家庭はまだ少ないと思いますが、オール電化ならそれなりにいると思うので、もしエコキュートを利用しているならこちらのモニターを利用した方がいいでしょう。
エネルギーモニタでは更にエコレポートツールを作成することもできるようになっているため、どの程度省エネを実現できているかがはっきりとわかるようになっています。
売電・買電に関してもランプで見えやすく表示されるため、現在どのように動いているかが簡単にわかります。
特別な理由がなければこちらを利用しておけば問題ないと思います。
太陽光モニタ
太陽光モニタもワイヤレス通信に対応しており、台座方式、壁固定方式から選ぶことができるようになっています。
一時間ごとの各データを10年間分保存できるため発電量や売電量などを簡単に比較することもできます。
電力検出ユニットVBPW274(余剰対応)を利用している場合、5ヶ所まで計測可能となっていますが産業用でもない限りこの機能を利用することはないでしょう。
このように太陽光発電のみを導入した場合は上記の2つから選ぶことになりますが、特に理由がなければエネルギーモニタの方を選択すればいいと思います。
業者にまかせっきりにしている場合はモニターをどちらを利用しているか聞いてみるといいでしょう。