卒FIT後のリミックスポイントの買取価格について詳しくお伝えしていきたいと思います。
株式会社リミックスポイントは、東京証券取引所第二部に上場しているエネルギー関連事業、自動車関連事業、金融関連事業、旅行関連事業を営む企業。
最近では仮想通貨に関する事業も行っているようですね。
そのリミックスポイントが2019年11月以降卒FITに対する電力買取を行うことを明らかにしています。
公式サイトには新サービスについて以下のような記載がしてありました。
新サービスの策定では、エネルギー関連支援実績を多数持つ日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区日本橋箱崎町19-21、 以下:「日本IBM」)の支援のもと、リミックスポイントが持つ電力小売事業と仮想通貨関連のブロックチェーン技術に関する知見を活かし、革新的な再生可能エネルギー取引のスキームを検討していきます。
ブロックチェーンの技術を使うとP2Pで電力やり取りが行えるようになるのが期待できます。
これは売り手には従来よりも高値で売ることができるというメリットがあり、買い手には従来よりも安値で電気を購入できるというメリットがあります。
例えば現在では電気を購入すると1kWhあたり20円~30円ぐらいになっています。
それに対して卒FITになると大手電力会社に売電を続けるとなると10円程度の価格になります。
ブロックチェーン技術を使ってP2Pで直接顧客同士がやり取りすることができるようになればおそらく15円前後ぐらいで売買が行われることになると思います。
通常こうした物の売買には信用が不可欠となりますが、ブロックチェーン技術を使うことによってその信用が担保されることになるため利用者は安心して使うことができるというわけですね。
株式会社IBMはこの分野ですでに実績もあるため日本国内で実現する可能性もかなり高いと思います。
ただしこの技術が導入されると仮想通貨を利用することになるので、今の日本人でどれくらい仮想通貨に対して正しい知識が浸透しているかも問題になりそうです。
話が少しそれましたが、この記事を書いている2019年6月28日時点ではリミックスポイントはまだ買取価格を公表していません。
なので公表され次第追記していきたいと思いますが、おそらく大手電力会社よりも少し高い程度になるでしょう。
ただしブロックチェーンを活用したプラットフォームを提供することになれば電力の売値は入札形式になると思われるので、どのようになるかはまだわかりませんね。
ほかの電力会社の買取価格が気になる方は以下のページで比較しているので参考にしてください。
https://www.grimaco.org/baiden/sotufit-kaitorikakaku/
リミックスポイントについて興味がある方は11月までの間に随時情報が更新されていくと思いますので公式サイトなどをチェックしておくことをお勧めします。