太陽光発電の設置にかかる工事費の相場がどれくらいになるのか調べて行きたいと思います。
太陽光発電の設置価格というのは以下の要素によって決まります。
- 太陽電池モジュール
- パワーコンディショナー
- 発電モニター
- リモコン・ケーブル・その他
- 設置架台
- 架台工事費
- 太陽電池モジュール設置工事費
- 電気配線工事費
- 値引き額
細かく分けるともう少しあるのですがまあだいたいこんな感じです。
メーカーに見積もりを依頼すると個別の値段は書いてあるものの最終的に割引された金額が提示され、どの部分からどのくらい割引されたのか記載されていないため詳細はあいまいな感じになっています。
メーカーによって形式は多少異なりますが実際の見積り書は以下のような感じになっています。
これを見ると工事費は約40万円となっているのが分かると思います。
設置する容量によっても多少上下するのですが、割引前の工事費の相場はだいたい30万円~50万円ぐらいに収まります。
割引といっても大部分は太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの主要部分に対する割引なので、工事費はそのままだと思っておけばいいと思います。
工事費用は業者によって価格設定が異なりますが、優良業者なら相場から大きく外れることはないので、相場から大きくかけ離れた料金が請求されている場合はその業者で設置するのはやめた方がいいでしょう。
太陽光発電を設置する限りは工事費は必ず付いて回るもので、優良業者に施工を依頼する限りはそこまで大きな差がつくものでもないので、適正価格で行われているかどうかを判断する程度で良いと思います。
ただし業者によっては施工に対して保証が付いてくることもあるので、そういった細かい部分はしっかりと見ていた方がいいでしょう。
工事費が適正価格かどうかを判断するためにできるだけ多くの業者から見積もりを取って比較してみてください。